取引ルールと仕組み
売り成行注文と買い成行注文を約定させる
500円より高い買いの指値注文と500円より低い売りの指値注文を約定させる
約定値段の売りまたは買い注文のいずれかがすべて約定する状態にする
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- 約定の仕組み
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商号等 楽天証券株式会社/金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第195号、商品先物取引業者 取引ルールと仕組み 加入協会 日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
売買のルール(応用編)
始値を決定する場合の売買システムの「板」の状態をみますと、第1図のように、売呼値と買呼値が交錯し、買呼値より低い値段の売呼値や、売呼値より高い値段の買呼値があり、また、成行(なりゆき)の売呼値や成行の買呼値がある事例が多くみられます。 取引ルールと仕組み
板寄せ方式は、このような状態のなかで、売呼値と買呼値を優先順位の高いものから順次対当させながら、数量的に合致する値段を求め、その値段を単一の約定値段(始値)として、売買契約を締結させる方法です。
なお、始値が決定されるまでの呼値については、すべて同時に行われたものとみなされ、時間優先の原則は適用されません。また、後場始値決定前や売買中断後の最初の約定値段決定前等には、前場中やザラ場中に発注された注文も含めて、それまでに発注された注文は、すべて同時注文として取扱います。
では、第1図によって、始値決定までの過程を説明しましょう。
- アルファベットは取引参加者記号の代用。
- アルファベットの上の数字は株数で、単位は1単元の株式数100株とする。
- 〇印は呼値の取引参加者記号及び株数を省略。
- 始値が決定するまでの呼値については、すべて同時に行われたものとみなす。
まず、成行の売呼値 600株(H200株、I400株)と、成行の買呼値 400株(K100株、M300株)を対当させます。この時点では、成行の売呼値が200株残ります。
次に、始値を500円と仮定して、成行の売呼値の残りの200株及び499円以下の売呼値 600株(S200株、R400株)と、501円以上の買呼値800 株(P500株、N200株、T100株)を対当させます。
以上の結果、売呼値が1,200株、買呼値が1,200株で、株数が合致します。
最後に、500円の売呼値 300株(E 100株、F 100株、G 100株)と、500円の買呼値1,000株(A400株、B300株、C200株、D100株)を対当させます。しかし、売呼値が300株、買呼値が 1,000株ですから、株数が合致しません。
このような場合には、売呼値又は買呼値のいずれか一方の全部の数量が執行されれば、売買は成立します。したがって、500円 の売呼値の全部 300株と、500円の買呼値を行っているA、B、C取引参加者の呼値について各100株、合計300株とを対当させます。この際、500円の買呼値の数量を取引参加者ごとに合計して多い順から順番を付け対当させます。この場合、A,B,C、Dの順となりますので、Dには始値での約定はありません。
取引ルールと仕組み
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